1911年、ノリタケ(日本陶器)にて設立された陶磁器会社「帝国製陶所」をルーツに持つ「名古屋陶器所MEITO CHINA 大正~昭和初期海外へ輸出していた陶器製品が多いです。外国向けの製品ですので、豪華な金採や花柄など、外人好みのアンティークの多い中で、母が買ったのは清楚な雰囲気漂う日本人好みのご飯茶碗やお皿類でした。淡い色合いの気品に満ちた白、そして簡単な、込み入っていない模様入り。食事の時に使う、誰にでも似合う食器です。日常生活に使うもの、飾りではありません。結局使うことなく長期保管品になり、名古屋陶器所はなくなり、現在はナルミと名前が変わっています。もちろん廃盤です。あちこち探したのですが、どこにも出ていません。一つだけ茶碗を見つけました。私の持つ今ごろ珍しい蓋付き茶碗です。裏マークにはMEITO CHINAと記され、オールドノリタケの中でも、珍しいマークが付いています(このマークはMEITO以外に時々見ます)希少なMEITO CHINAです。本来5個づつあるのですが、何しろ長期保管で傷やカケ、スレがあるのはお出ししていません。蓋付きごはん茶碗5個、平皿2枚と深皿3枚です。茶碗は高さ約7、5センチ(蓋を含む)口径約12センチ。深皿は口径17、5センチ円形です深さは約6、5センチ。底は約7、5センチ。平皿は口径15、2センチの円形です。素人採寸ですので、多少の誤差はお許し下さいませ。シンプルで控えめな柄の食器です。オールドノリタケに興味ある方、コレクションされている方様、如何でしよう。お気に召しましたら、お買いあげ下さいませ。新品未使用品ですが、保管が長いので、ご理解ご了承頂きまして、宜しくお願い致します。